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AI可視性ツールを13本、順位をつけずアルファベット順に並べてみた

POINT この記事のポイント
  • AI可視性ツール13本の対応AIと料金を一覧
  • 公式ページに金額の記載が無いのは13本中4本

「うちのカテゴリをまとめた記事、社内の誰も作ってないんですよ」

自社の商売の分野で「◯◯ ツール 比較」と検索して、他社が作った一覧記事ばかり並ぶ画面。見覚えのある方、けっこういるはずです。

その一覧に自社が入っていないと気づいたところまでは、へクス子も同じでした。

なんですが、載せてもらう側の記事は自分では動かせません。動かせるのは、自分のブログに自分でカテゴリの一覧を置くほうですね。

当社は先日、AIが根拠として挙げた291件のURLを数えて、そこに自社サイトが0件だったことを書きました(自社実測・n=20応答・ChatGPT/Gemini/Perplexity/Claude・測定2026-08-12)。

そのときの引用元の上位を占めていたのが、各社の製品ページと「おすすめ◯選」型の一覧記事だったわけです。

というわけで、まず自分で1本書いてみます。公式ページを開いて確かめられたことだけを並べますよ。

AI可視性・AIブランドトラッキングを測るツールにはどんなものがあるのか

公式ページで内容を確認できたものが13本ありました。対応AIは3種類から「17以上」までの開きがあり、料金は月額$20から10万円台までと、最安と最高で30倍以上の差があります。

ただし対応AIの数え方は各社で揃っておりません。アドオン扱いのものや「17以上」という概数が混じっているので、ここは幅として眺めるだけにしておきますね。

以下は名称のアルファベット順です(理由は次の節に書きます)。各社について、自称しているカテゴリと、公式ページに書かれた対応AI・料金の3つだけを、同じ順番で並べています。

すべて2026年8月12日に公式ページで確認した内容です。金額は表示されていた通貨のまま書いており、税や請求周期の扱いは各社で違います。

Ahrefs Brand Radar

  • 自称: AI回答・YouTube・Redditでのブランド可視性を追うツール
  • 対応AI: AI Overviews / AI Mode / ChatGPT / Copilot / Gemini / Perplexity / Grok
  • 料金: 月額¥61,200と月額¥107,800の2種類

Dageno

  • 自称: GEO監査から自律エージェントの実行までをつなぐプラットフォーム
  • 対応AI: ChatGPT / Gemini / Perplexity
  • 料金: 月額$67から

Evertune

  • 自称: AI検索でのブランド発見のためのマーケティングプラットフォーム
  • 対応AI: ChatGPT / Claude / Perplexity / Gemini / AI Mode / AI Overviews / Copilot / DeepSeek / Meta AI
  • 料金: 金額の記載を確認できず(デモ申込の案内のみ)

HexScope(当社)

  • 自称: AI Brand Tracker
  • 対応AI: ChatGPT / Gemini / Perplexity / Claude
  • 料金: 無料3回、以降は1回¥500(同一暦月の3回目以降は¥400)、週次の自動実行が1回¥500

LLM Insight

  • 自称: AI検索で競合に奪われている比較検討の機会を見つけて改善するサービス
  • 対応AI: ChatGPT / Gemini / Perplexity / Google AI Overviews / Microsoft Copilot
  • 料金: 月額24,800円(税抜)から。上位プランは個別見積

ミエルカSEO

  • 自称: AI検索(GEO/LLMO/AEO/AIO)もSEOもこれ一つで、と掲げるSEOツール
  • 対応AI: GPT / Gemini / AIモード ほか
  • 料金: 金額の記載を確認できず(料金表のダウンロード案内のみ)

Otterly.AI

  • 自称: AI Search Monitoring Tool
  • 対応AI: ChatGPT / Google AI Overviews / Perplexity / Copilot(Claude・Gemini・AI Modeはアドオン)
  • 料金: 月額$29・$189・$489の3段階と、月額$1,000からのEnterprise

Peec AI

  • 自称: マーケティングチーム向けのAI検索アナリティクス
  • 対応AI: ChatGPT / Perplexity / Gemini / Copilot / AI Mode / AI Overviews
  • 料金: 金額の記載を確認できず(プラン名のみ掲載)

Profound

  • 自称: Answer Engine Optimization(回答エンジン最適化)のマーケティングプラットフォーム
  • 対応AI: Perplexity / ChatGPT / Claude / Gemini / Grok / Copilot / DeepSeek / AI Overviews
  • 料金: 年払いで月額$99と月額$399の2段階。上位は個別見積

Rankscale

  • 自称: 生成AI検索向けのAI可視性トラッカー
  • 対応AI: ChatGPT / Perplexity / Claude / Gemini / AI Overviews / DeepSeek / Grok / Copilot / Mistral など17以上
  • 料金: 月額$20から$780までの4段階(クレジット消費制)

Scrunch

  • 自称: AI Customer Experience Platform
  • 対応AI: ChatGPT / Perplexity / Claude / Gemini / Copilot
  • 料金: 金額の記載を確認できず(7日間の無料試用の案内のみ)

SE Ranking(AI Search Toolkit)

  • 自称: AI Search Toolkit / AI Visibility Tracker
  • 対応AI: Google AI Overviews / AI Mode / ChatGPT / Gemini / Perplexity
  • 料金: 本体が月額¥17,455から。AI Searchは追加で月額¥10,478(年払い)または¥13,098(月払い)

Semrush(AI Visibility Toolkit)

  • 自称: AI Visibility Toolkit
  • 対応AI: ChatGPT / Google AI / Gemini / Perplexity
  • 料金: 1ドメインあたり月額$99(年払い)

自称カテゴリの日本語は、公式ページの表現を当社が短くまとめたものです。原文と取得元URLは調査記録に残してあります。

並び順をアルファベット順にした理由

当社が売っているのは測定であって、他社製品の優劣の判定ではありません。順位をつけた瞬間に、その中立性が商品ごと消えてしまうわけです。

かといって「順不同」と書くだけでは、読者はこの並びが本当に無作為なのか確かめようがありませんね。

そこで、名称を大文字小文字の区別なくアルファベット順に並べ、日本語名はローマ字表記の位置に置きました。名前さえ分かれば、読者が自分で並べ直して同じ順序を再現できます。

当社はHの位置で、上から4番目に入りました。くじ引きで席を決めたら真ん中あたりだった、くらいの意味しかない数字であります。

検討して採らなかった並べ方も書いておきますよ。

  • 料金順: 4本が金額を公開していないので全件を並べられず、並べれば安い順が上位に見える
  • 対応AIの数の順: アドオン扱いや「17以上」という概数が混じり、数え方を当社が決めることになる
  • 当社の測定で引用された件数の順: あの291件は1回ぶんの測定で、序列として出せる代表値ではない

公式ページに料金の金額が無いのは13本中4本でした

Evertune・Peec AI・Scrunch・ミエルカSEOの4本は、プランの名前や問い合わせ導線はあるものの、金額そのものの記載を確認できませんでした。

つまり、この分野で予算感を先に知りたい担当者は、13本のうち9本ぶんしか自力で比べられないということですね。

で、残る9本にしても、$20から10万円台まで開いておりました。同じ「AI可視性を測る」でも、対象AIの数・プロンプト数・ドメイン数のどれを単位に課金するかが揃っておりません。

へクス子が並べていて一番手が止まったのは、実はこの単位のばらつきのほうでした。金額だけを横に並べても、比べたことにならないんですよ。

なお、ここで挙げた対応AIの数や金額は、各社の実力や精度を表すものではありません。当社は13本を同条件で試したわけではないので、使い勝手の優劣は書けないわけですね。

一覧を作ったあとは、それが引用されたかどうかを自分で数える

自社カテゴリの一覧記事は、他社の記事に載せてもらうのと違って、今日のうちに自分で置けます。まずは公式ページで裏の取れる項目だけに絞って、同じ粒度で並べるところからでしょうな。

そのうえで、書いた記事が本当にAIの回答の根拠として使われたのかは、別に数える必要があります。

当社の場合は、次回の水曜枠の測定でこの記事のURLが引用元に現れるかどうかを、測定結果のファイルから機械的に確かめます。現れなかった場合も、そのまま第6回で書きますよ。

もちろん、一覧記事を書けばAIに引用される、とは申しません。当社は最適化を売っていないので、効果を請け合う立場にないわけです。

引用元の内訳をどう数えたかはAI可視性ツールは50件以上、自社0件、一覧という形式そのものがどれくらい引用されているかはAIが引用したURLの63%は「おすすめ◯選」で扱っています。


この記事の作り方について

  • 取得日: 2026-08-12(JST)。掲載13本すべて、各社の公式ページを開いて確認した。
  • 掲載基準: ブランドのAI可視性を継続的に測る機能を公式ページに掲げていること。単発の無料診断ツールは対象外とした。
  • 並び順: 名称のアルファベット順(大文字小文字を区別しない。日本語名はローマ字表記の位置に置く)。
  • 書かなかったこと: 各社の精度・使い勝手の比較(同条件で試用していないため)、公式ページで確認できなかった項目(推測で埋めていない)。
  • 一次情報URL・見送ったツールと理由・採らなかった並び順の案は、当社の調査記録に残している。
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