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AI可視性ツールは50件以上、自社0件。入口は「おすすめ◯選」でした

POINT この記事のポイント
  • 引用元は173ドメインに散り、上位10で71件
  • 20問中2問は引用元を取り出せず欠測扱い

「競合の名前は出るのに、うちは出てこないんですよ」

生成AIに自社の商売の分野を聞いてみて、他社の名前ばかり並ぶ画面を眺めた経験、ありませんかね。

へクス子も、この連載を始めてから毎回それを見ている気がします。

この連載は、AI可視性を測る道具を作っている当社が、その道具を自社へ向けて定期的に測る企画ですね。AIが根拠として挙げたURLのうち、自社サイトが何件あるかを数えます。

で、今回もその数字は動きませんでした。動かないなりに、引用元の顔ぶれのほうに気になるものが出ましてね。

同じ市場でAI可視性ツールを名乗っている会社が、当社の代わりにそこへ並んでいたわけです。第5回は、その並びを1件ずつ数え直した回です。

AIが根拠に挙げた291件のうち、自社サイトは何件だったのか

0件です。今回AIが挙げてきた引用元は291件で、そのうち hexscope.ai は1件もありませんでした。

被引用率ってのは、AIが挙げた引用元全体のうち自社サイトが占めた割合のことですね。今回はそれが0.0%であります。

測定の内訳はこうなりました。

  • 20クエリすべてに応答あり(20/20)
  • 引用元の抽出に成功したのは18クエリ(18/20)
  • 集まった引用元291件のうち hexscope.ai は0件

この連載は第1回から0件が続いています。今回も、前回も、その前も同じ数字ですね。

ひとつ先に断っておきますよ。この291件は、水曜の朝に1回だけ投げた結果です。

週ぶんをならした代表値ではないので、前回との引き算で「増えた」「減った」と語れる種類の数字ではありません。

4つのAIのうち、Perplexityだけ2問ぶんの引用元を取り出せませんでした

AI別の内訳はこうなりました。

  • ChatGPT: 74件(応答5/5・引用元の抽出5/5)
  • Gemini: 78件(応答5/5・抽出5/5)
  • Perplexity: 60件(応答5/5・抽出3/5)
  • Claude: 79件(応答5/5・抽出5/5)

Perplexityは5問すべてに答えているのに、引用元を取り出せたのは3問ぶんでした。

つまりこの60件は、5問ぶんではなく3問ぶんの数字ということですね。

残る2問について「Perplexityは何も挙げなかった」とは書けません。取れなかったことと、無かったことは別ですので。

直近の測定である8月10日も、記事にした8月5日も、20問すべてから引用元を取り出せていました。その意味では、今回は一段粗い回であります。

分母が5分の3の列を、他の列と同じ精度で並べるわけにはいかないっすね。この粗さを頭の隅に置いたまま、次は291件の行き先を見にいきます。

引用元の上位に並んだのは、ツールを並べたページでした

上位10ドメインで71件、全体では173ドメインに散っていました。なお5件で並んだドメインは6つあり、そのうち1つは表から外れています。

  • dageno.ai: 16件
  • semrush.com: 11件
  • en.wikipedia.org: 7件
  • business.adobe.com: 6件
  • visible.seranking.com: 6件
  • prtimes.jp: 5件
  • seranking.com: 5件
  • arxiv.org: 5件
  • otterly.ai: 5件
  • mieru-ca.com: 5件

首位のdageno.aiに紐づいたURLを並べると、best-tools-for-tracking-llm-brand-visibility のような、ツールを列挙した記事のページが続きますね。

2位のsemrush.comも似た形でした。AI可視性ツールの一覧記事と、自社ツールの機能説明ページが混じっています。

つまり291件の上位は、カテゴリの中身を並べて説明したページで埋まっていたわけです。読者としてのAIが何を開いていたかは、ここでだいたい見えてきますね。

比較対象の6社で23件、引用元の上位2つまで足すと50件でした

まず、当社がブランド設計の資料で名前を並べている比較対象6社について、この291件に何件入っていたかを数えました。

  • SE Ranking(visible.seranking.com 6件 + seranking.com 5件): 11件
  • Otterly AI(otterly.ai): 5件
  • Profound(tryprofound.com): 4件
  • Evertune(evertune.ai): 2件
  • Peec AI(peec.ai): 1件
  • Scrunch AI: 0件

同じ会社が複数のドメインを持っている場合は、まとめて1社として数えました。SE Rankingの2つは、AI可視性トラッカーの製品ページと自社ブログですね。

5社ぶんを足すと23件です。同じ291件の中で、当社は0件になります。

ただ、この6社という区切りは当社の資料の都合でして、市場の全部ではありません。数え方を自分に都合よく閉じると、差が小さく見えてしまいますからね。

引用元の首位dageno.aiの16件と、2位semrush.comの11件も、URLの中身はAI可視性ツールの一覧記事や製品ページです。この2つを足すと50件になりますね。

それでも、これで数え切ったわけではないっすね。173ドメインの中には、5件のmieru-ca.comやai-search.techsuite.co.jpのように、AI可視性を扱っているドメインがまだ残っています。

つまり50件は市場の合計ではなく、線を引いた場所での下限です。同じ291件の中で、当社はやはり0件ですね。

載っていた各社のURLは、だいたい2種類に分かれます。ひとつは自社サイトのトップや製品ページ、もうひとつは自社ブログに置いた「おすすめツール◯選」型の記事です。

自分の店の看板を磨くより先に、自分で書いた「このへんの店まとめ」に自分を載せていた、という格好でしょうか。

そのうえで、比較対象6社のうちScrunch AIは0件だったことも書いておきます。載らない側にいるのが当社だけではないという意味で、へクス子も少しだけ気が楽になりました。

留保も置いておきますよ。今回の50件は1回の測定から数えた下限で、この差が毎回同じ大きさで出るかどうかは、まだ確かめられていません。

自社カテゴリの「おすすめ◯選」を、自分で1本書いて測る

引用された各社が使っていた入口のうち、他社の一覧に載せてもらう側は自分では動かせません。ですが、自社ブログにカテゴリの一覧記事を置くほうは、今日から自分で書けますね。

もちろん、書けばAIに引用される、とは申しません。

当社は最適化を売っていないので、効果を請け合う立場にないわけです。実際に引用されるかどうかは、書いたあとに測って確かめるものですね。

一覧ページというページ形式そのものの性質は、AIが引用した25,000本のURLを調べた回で扱いました(AIが引用したURLの63%は「おすすめ◯選」)。

というわけで当社は、次回までに自社カテゴリの一覧記事を1本置いて、それが291件の側に現れるかどうかを次の測定で見ます。0件のまま5回目まで来ましたので、そろそろ手を動かす番でしょうな。


今回の測定について

  • 測定日: 2026-08-12(JST)
  • 方法: AIブランドトラッキング / AI可視性 / GEO / Share of Voice / ブランドモニタリング系の5トピックを、ChatGPT・Gemini・Perplexity・Claudeの4つのAIに質問(計20クエリ)。各回答から引用元URLを抽出し、全引用元に占める hexscope.ai の割合を算出。
  • 結果: 20クエリすべてに応答あり(20/20)、引用元の抽出に成功したのは18クエリ(18/20)。引用元総数291件中、hexscope.ai は0件。self_ai_citation_sov = 0.0%(0/291)。
  • AI別: ChatGPT 74件(抽出5/5)・Gemini 78件(抽出5/5)・Perplexity 60件(抽出3/5)・Claude 79件(抽出5/5)。
  • 欠測の扱い: Perplexityの2クエリぶんは引用元を取り出せていない。この60件は3クエリぶんの数字であり、取れなかったぶんを0件として数えていない。
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