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たった2日でAIの引用元が46%入れ替わり、「枠はまだ動いている」と分かりました

POINT この記事のポイント
  • AIの引用元184サイト、うち85は2日前ゼロ件
  • 順位より「何回出たか」で見るAI可視性レポート

「先週見たあのリスト、今週も同じだと思ってました」

AI可視性の話をしていると、「どのサイトがAIに引用されているか」の一覧を見せてもらう機会がありますよね。

へクス子も、ああいう一覧は一度出たら当分そのままだろう、くらいの気持ちで眺めておりました。

なんですが、今回は2日しかあけずに同じ測定をやってみましてね。そうしたら、そこがけっこう派手に動いていたんですよ。

この連載は、AI可視性を測る道具を作っている当社が、その道具を自社へ向けて定点観測する企画であります。第4回は「1回の測定をどこまで信じていいか」という話ですね。

AIが挙げる引用元サイトは、何日で入れ替わるのか

2日で入れ替わります。今回出てきた引用元184サイトのうち85サイトは、2日前の測定には1件も出ていませんでした(自社実測・n=20クエリ・ChatGPT/Gemini/Perplexity/Claude・測定2026-08-05)。

逆方向も見ておくと、2日前に出ていた165サイトのうち66サイトが、今回は姿を消しています。同じ質問を、同じ4つのAIに、同じ方法で投げた結果ですからね。

つまり「AIが引用しているサイト一覧」は、1回撮れば当分使える集合写真ではないわけですね。以降で、その中身を順に見ていきますよ。

で、今回の数字がどうだったかと言いますと

まず全体の結果から並べますね。

  • 20クエリすべてに応答あり(20/20)
  • 20クエリすべてから引用元の抽出に成功
  • 集まった引用元は352件、うち hexscope.ai は0件

被引用率ってのは、AIが挙げた引用元全体のうち、自社サイトが何割を占めたかという割合のことです。

今回はそれが0.0%であります。352分の0で、当社の名前はどのAIの根拠にも入っておりません。

引用元を出してきたAIの内訳は、こうなりました。

  • ChatGPT: 106件(応答5/5)
  • Perplexity: 100件(応答5/5)
  • Gemini: 74件(応答5/5)
  • Claude: 72件(応答5/5)

4つとも全問に応答し、引用元の抽出も全問で成功しています。だから今回の352件は、20問ぶんがまるごと入った数字ですね。

7月29日は1問、8月3日は2問、引用元を取り出せない問が残っていました。取りこぼしのない回で0件、というのが今回の位置づけになります。

3回とも顔を出すサイトが63、1回きりのサイトが113

では、その352件がどこに集まったのか。上位10サイトはこうでした。

  • dageno.ai(17件)、arxiv.org(11件)
  • en.wikipedia.org / ai-search.techsuite.co.jp(各9件)
  • youtube.com(8件)、mieru-ca.com / prtimes.jp(各7件)
  • reddit.com / note.com / mediareach.co.jp(各6件)

この上位10を全部足しても86件で、352件の4分の1弱にしかなりません。残る266件は174サイトへ細かく散っていて、そのうち113サイトは1件だけの登場でした。

2日前の上位10と見比べると、5つが入れ替わっていました。techradar.com や semrush.com が落ち、arxiv.org や note.com が上がってきた形ですね。

面白いのは arxiv.org でして、7月29日・8月3日はどちらも2件だったのが、今回いきなり11件です。しかも11件すべてがChatGPTからの引用でした。

一方で、動かない席もあります。7月29日・8月3日・今回の3回すべてに顔を出したサイトが63ありました。

なかでも dageno.ai は8件・14件・17件と伸びていて、初回は最多タイ、2回目以降は単独で最多の位置におります。

宝くじの当選番号は毎回変わるけれど、売り場は同じところが強い、みたいな話ですなぁ。

0%でも読める、引用の枠がどこに空いているか

さて、当社の数字は3回連続で0%のままです。ここだけ見れば、進捗ゼロの記録ですね。

ただ、今回の数え方で分かったことが1つありまして。引用の枠は352件まで広がっていて、そのうち113件は「1回しか呼ばれていないサイト」に配られているわけです。

席が少数の強豪で埋まっているのではなく、細かく散っている。新しく入り込む余地という意味では、そちらのほうが現実的な読み方でしょう。

そのうえで、狙いどころは3回とも出てきた63サイトのほうにあります。毎回入れ替わる枠を取っても、次の測定では消えている可能性が高いわけですね。

留保も置いておきます。今回見たのは3回ぶんの測定であって、63という数がどこまで安定するかは、まだ言い切れません。回数を重ねて確かめてまいります。

AI可視性は「何回出たか」で見ると打ち手が決まる

AI可視性のレポートを受け取ったら、まず「これは何回ぶんの測定ですか」と聞いてみてください。

今回の当社の例で言えば、たった2日で引用元サイトの46%が入れ替わりました。1回だけの測定で作った順位表は、その日の揺れをそのまま順位として見せている可能性があるということですね。

見るべきは順位そのものではなく、複数回のうち何回出てきたか、であります。当社が自社サイトの置き場所を考えるときも、1回きりの登場が113サイトあるという事実より、3回とも出た63サイトのほうを材料にします。

そして自社が0%のときも、分母の散らばり方は見ておく価値があります。上位10で4分の1しか埋まっていない市場なら、まだ枠は動いている、と読めますからね。

いやはや、2日で半分入れ替わるとは思っておりませんでした。


今回の測定について

  • 測定日: 2026-08-05(JST)
  • 方法: AIブランドトラッキング / AI可視性 / GEO / Share of Voice / ブランドモニタリング系の5トピックを、ChatGPT・Gemini・Perplexity・Claudeの4つのAIに質問(計20クエリ)。各回答から引用元URLを抽出し、中継URLは実サイトまで解決したうえで、全引用元に占める hexscope.ai の割合を算出。
  • 結果: 20クエリすべてに応答あり(20/20)、引用元の抽出も20クエリすべてで成功。引用元総数352件中、hexscope.ai は0件。self_ai_citation_sov = 0.0%(0/352)。有効プラットフォームは4/4(ChatGPT 106件・Perplexity 100件・Gemini 74件・Claude 72件)。
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